中古でも優良物件はあります。マンション価格が暴騰した時期は建築費をいくらかけても採算がとれたもので、とくに都心に近い物件では思い切りぜいたくに建てた優良物件が少なくありません。このページでは中古物件の良さを紹介しています。

古いからといって敬遠していない?中古物件でもいい物件はある

昔に建てられた優良物件

安い新築マンションは概して価格なりの値打ちしかないものが多い

中古の優良マンションの場合、同じくらいの広さの新築マンションに比べ割高だと指摘する人があります。なるほど昨今の新築マンションはいかにも安くなりました。しかしそんな安い新築マンションは概して価格なりの値打ちしかないものが多いのです。

たいていの場合建築費を極限まで圧縮した安請負であるばかりか、天井が低かったり、間取りにゆとりがなかったり、共用部分にゆとりがなかったりします。また外からは見えませんが、あまりにも建築費を節約するため、ひょっとしたら躯体そのものや給排水工事といった構造部分に欠陥や手抜き工事がないとはいえないかもしれません。

昔に建てられたマンションでも優良な物件はある

昔に建てられたマンションでも優良な物件はある

それに比べれば、中古でも優良物件はあります。マンション価格が暴騰した時期は建築費をいくらかけても採算がとれたもので、とくに都心に近い物件では思い切りぜいたくに建てた優良物件が少なくありません。

このような物件の場合は、数年後に現在の新築物件が古くなったのと比べてむしろそれより耐久性もよくきれいに維持されるであろうと想像されます。こんな物件が一律に中古物件として新築物件より何割か安く買えるとすれば中古の方がよほど良い買い物となります。昔に建てられた優良物件を見分けられる眼を養うことも大切です。

競売物件という選択肢もあるが

競売物件という選択肢もあるが

最近は、新聞やインターネット上にも多くの競売物件の案内が載っています。「競売」というのは、担保権の目的となる財産を強制的に売却して債権の回収を図る手続きのことをいいます。

競売とは

競売物件とは、裁判所が定めた最低売却価額を上回る価額で入札し、最高値で入札した人が落札するというものですが、一般に最低売却価額は相場よりもかなり安く定められますので、競売で掘り出し物を取得することも可能です。ただし、競売に参加するためには、最低売却価額の2割の買受申出保証金を納付しなければなりません。

最高値で入札した人に売却決定されますが、その場合は原則2ヶ月以内で裁判所が定める日までに売却代金を現金で納付しなければならないので、通常はローンを使うことができません。もし、その期間内に代金を納付しなかった場合は、売却許可決定は効力を失い、買受申出保証金は返還されません。

競売に参加して安く取得できる場合があるが、トラブルに巻き込まれる可能性も

トラブルに巻き込まれる可能性も

競売の場合は所有者が非協力的なことが多いという問題もあります。占有者がいる場合は引渡し命令や改めて訴訟や強制執行の手続きを取らなければならないケースもあります。もし競売に参加する場合は、必ず裁判所で物件明細書を閲覧するなど、細心の注意を払う必要があります

もちろん、割安なものもある

割安に取得できるケースもあります

競売は、その手続きが煩雑で競売開始決定まで時間がかかるうえ、落札されないケースもあります。そのため、不良債権物件の中には、競売の手続きによらず、代物弁済で債権者の名義にして処分したり、債権者と債務者が話し合って処分を進めている物件もあります。

多少価格が安くても、早期に確実に処分をした方が良いと判断した金融機関などは、こうした方法で不良債権物件の処理を進めていますので、割安に取得できるケースもあります。こうした物件は通常の売買と同じように安全に取り引きすることができます。